mdkロンドン生活

ロンドン生活、赤子との暮らし、日々のよしなしごとなど。

イギリスで歯医者 その①

気付いたらまた1ヶ月以上たってた!
最近、ライターのお仕事がいい感じでネタをそちらに放出しておりました。


現在、絶賛歯医者通い中です。
まさかの絶対避けたかった歯医者イン海外。

ネットの海を彷徨うと、NHS(国営、無料)をベースとしたイギリスの医療はクソだというブログや記事が多くあるし、なんならその手の記事しか見つからない。

(娘の体調不良が見抜けずに日本に緊急帰国することになった話とか、検索って大体そうだけどワーストシナリオが上位にくるし、自分はその上位に脅えるタイプ)

しかし、そもそも赴任が決まるあたりから歯は虫歯あったら治しておきたいと再三用賀のかかりつけ歯医者で申告したし、日本に夏に一時帰国したときも大阪の歯医者に2件行ったけど何も言われずだった自分の経験からすると、こちらでかかった歯医者さんの方が100倍信頼できるし技術も高いと感じたのでそんなお話。



いやね、前々から不思議ではあったの。そんなに先進国なのに医療クソならこっちの人病気とかできないじゃん!と、いう単純な疑問。

そして、夏ごろChannel4で見た、「健康はお金で買えるのか?」というイギリスの医療ドキュメンタリー。

そこでは、薬のアレルギー検査(遺伝や体質で、薬にも効きの個人差などがある為、血液検査等でその傾向を調べる超高額なもの)や
最高級人間ドッグ、超最新ダイエット施設などあらゆるお金に糸目をつけない高額最新医療が紹介されていたのだ。

その時はまさか抜歯の危機に直面するとは思ってもみなかったのでへーみたいな感じで寝そべって見ていたのだが今般の歯のトラブルでフラッシュバックされた。

NHSのクソぶり(未体験)はさておき、いけてるプライベート(自費)を探せば大丈夫なのではないかと行動した次第である。(検索しただけ)

とは言えさすがに不安なので日本語対応の歯医者にまずはGo!!(先生は外国人、歯科助手さんがたまに日本人)

「両奥歯に問題があります。スペシャリストの歯科医のアポイントを取ってください」

そう、こちらでは餅は餅屋が完遂されており、一般歯科医は難しいことはやらない。

言われた通り遠いけど別支店のセントラルにある日本語対応の歯医者へGo Go!!

日本人の歯科助手、横で立ってるだけ。
仕方なく英語で事情を説明(そんなこともあろうかと少し歯科系専門用語の予習をしといて良かった)。

私「膿って英語でなんて言うんでしたっけ?」
助手「ええ~~?ちょっと・・・(ポケットから携帯を取り出して検索しようとしてる)」

おいおい膿ぐらいの頻出単語ぐらい勉強してから歯医者に就職しろーーーー!!!!!

と胸ぐらを掴み揺さぶりたかったがもうその助手さんは悪いけどいないものとみなし先生に説明。しかも先生に「手袋をした状態で携帯触らないように」とか注意されてるし。

先生(イタリア人)自体はいい人で、80%ぐらいの確立で根幹再治療できるよーみたいな感じだったけど、歯科助手のクソさに嫌気がさし帰宅(歯医者の第一回目はコンサルテーションなので治療しない。回数増える)。

そこでリッチモンドにて根幹治療スペシャリスト医院を発見し連絡。

先生カナダ人。
「右は治せるけど左は抜歯です。抜歯とインプラントの上手いシンガポーリアンのスペシャリストのいる歯科を紹介するよ」

気絶。。。。。。
抜歯いや。。。。しかも奥歯だから抜いたらインプラント一択。。。。。。


後日、右をとりあえず治療。機械が素人目にも超最先端。
「その靴イケてる!さすが日本人」治療中歯科助手は呑気。これはUKの通常営業。

私「インターネットで調べたところ、外科的アプローチなどで根を消毒して治療するやり方で歯を残せる場合ありとみたんだけども・・・?」
先生(カナダ)「時間とお金の無駄です」
私「わかった。。。とりあえず撮ったX-rayちょうだい」

日本(用賀、知り合い、歯科掲示板)、Kew(近所)にレントゲン写真を送り質問

日本(用賀)「残せると思います」(いやお前そもそもさ、と言いたいところだが今更なので取り得る治療方法について質問。)
日本(知り合い)「五分五分」
掲示板「歯医者による」

Kew「Unfortunately・・・」

もう左は歯科助手はクソだがイタリアン先生にお願いするしかない!

ということで左も右も根幹再治療完了。イタリアンもカナディアンも上手、器具最先端。


イタリアン
カナディアン
「根幹治療終わりましたんで、フィリング(詰め物)は一般歯科行ってください」

そう、一般歯科医で出来ることは逆に専門歯科医たちはやらない。
ここまで2か月かかり、システムその他に鱗ポロポロ落ちまくり、お金消えまくりだが(まぁ夫の会社は医療費全額補助あり)
次回へ続く。


今回の教訓
①歯は磨きましょう
②英語にビビらず質の良いプライベートを探しましょう
➂日系はクソな場合もあるので気を付けましょう


今更初ロンドンアイ

ナーサリーもどきデビュー

気付いたら1ヶ月ぶり!
初の色々が地味に満載な中冬時間がスタート。
床暖を作動させ、ソファで薄着のまま寝落ちしているうちに冬時間に笑。毎度ながらiPhoneの時間の自動補正はすごい。

さて、かねてより1歳半ぐらいになったら入れようと思っていたトドラーズクラブ的な親なしプレイグループに息子を入れた。週2で、1回2時間弱。

毎日が秒速で過ぎた最初の頃とは異なり、いわゆる「育児のダレ」が気になってきた。公園行っても抱っこ抱っこにはなってしまうが、家だとそれはそれでテレビばかりになってしまう。近所の教会の2階でやっていると看板を見つけ気になっていたところ。ウェブサイトを見ると1歳から預け入れ可能でこども:大人が4:1で、各種保険にも加入済みとある。

9月の夏休み明けにメールで問い合わせをしたが、3週間ほど音沙汰なし。

何事も受け身では物事が進まない海外子育て、現地(徒歩5分)に赴き、メールしたけど返事ないんだけど、と聞く。

「あらどうしてかしら。Nancyの携帯に連絡してみて。」

Nancyにtext。連絡なし。

そこから2週間後、
「ハロー!Nancyです。メールもらってすぐ連絡しなくちゃと真っ先に連絡した次第!」

・・・まぁいいありがとう!

リッチモンド昔は日本人結構住んでたのよー。今は少ないわよね。一度グループについて話ゆっくりするわ。あなたも対面の方が電話よりよく分かるでしょ?こども達が集まるとにぎやかになるからその前にゆっくり時間を取りましょ。9:45はいかがかしら?」

・・・プレイグループ開始は9:50だけどとりあえずありがとう!2階だよね、行きます!

「1階ね。私もアメリカ人だからよく間違えるのよーお待ちしてまーす」

かくして見学、申し込みとあいなった。ウェイティングをかけ、年明けから入れるかなみたいな流れだったが急遽空きが出て、ハーフターム(こちらでは長い休みとは別に、学期の間に1週間ぐらいの休みがある。夏休みも長いし、学校の行き帰りは送り迎え必須。なのにワーママは日本より多い。皆どうやってんの?)明けに入れるから、入るなら明日までに書類とか出してとの連絡。書類も超シンプル。

そして今日が当日。
前日、
「最初は一緒にいた方がいいのかな?」
と聞くと
「1階で待機してもらうから本持ってきてね!」
・・聞いといて良かった笑。

こちらでは泣いたら泣いたよーで終了し、日本みたいに堪えてくれないと現地ママに聞いてはいたが(最初の頃は仕事中、泣いてますってナーサリーからよく連絡来たらしい)、

「上出来よ!!今日はここまでね。ママがいないことに気付いて泣きやまないわ」

その時10:30笑。最初の10分は一緒に遊んでいたので30分の滞在。既に費用は発生しているので??と思わないではないが、徐々に慣らすというこちらのスタイルに迎合する他あるまい。

ちなみに持ち物はオムツぐらい。気になるなら着替えや好きなお菓子もとの記載。色々記名しカバンに入れて持っていくと、

「一番いいのはこのママのやり方!分かりやすいし楽だから今度からこうしてね(ウィンク)」

それはスーパーの袋に直でオムツが入った先輩猛者ママの通園バッグであった。
私帰国したら日本の幼稚園でちゃんと色々出来るかしら。。。笑

普段のTV鑑賞スタイル

予防接種珍道中

赤ちゃんの予防接種にまつわる疑問に初めて接触したのは、産休中のマタニティヨガの講師の一言だった。

「世田谷にはワクチン打たないことに理解のある小児科の先生もきちんといますしね^_^」

数名の生徒が頷いている。えっ??

アンチワクチンに初めて触れた瞬間だった。

その先生は、パワーヨガが好きだった妊娠前にはとっていなかったクリスタルヒーリング(ヨガ中にクリスタルを鳴らして、その音を聞いて浄化されましょうみたいなやつ)のクラスとかをやっていて、よく
「ペットボトルのお茶は成分表示しなくていい量の界面活性剤が含まれているから私は絶対飲まないの」
みたいな極めて(時に行き過ぎに思えるほどの)自然派であることが伺える発言を多々していたので、
「まぁ先生こどもいないし(こうして出来ていく女が女を差別する悪循環、無意識的で自分でも恐ろしいから注意したい)、そういう自然派もいるのかな」
位に捉えていた。


次に予防接種について話をしたのは出産した産院で行われた1ヶ月検診であった。

その時点でUK赴任が濃厚になっていた為、予防接種や飛行機にまつわる不安などをメモに書き先生に質問した。

先生は
「まぁ僕自身が生後3ヶ月でアメリカから帰ってきてますから。だからこんな風になっちゃったのかなアハハ」

みたいな産後にはキツい笑っていいのかわからないジョークを飛ばしつつ、

「ほら前どっかの県の高校生が全員○○(忘れた)の予防接種してなくてカナダ行けなかったとかあったでしょう。日本は予防接種、海外に比べて20年ぐらい遅れてるから。最近やっとマシになってきたぐらいだから。」

とアメリカナイズド先生に予防接種に関する海外暮らしのお墨付きをもらったこともあり、普通にそうなんだーと思って帰宅した。

そして翌月から怒涛の数か月連続の予防接種がスタートしたわけだが、まず皮膚科や内科など、小児科以外のところで赤ちゃんの予防接種が受けられることに軽く驚いた。ちゃんとできんの?みたいな。

謎に常に心配事に取りつかれている初産としてはやはり小児科で受けたいところ。駅前の評判がネットで良い、一番近い小児科に電話で予約を入れる。

「うちは単独しかやってないんですよ。それでもよろしいですか?」

は?単独??

どうやら赤子の予防接種は複数種類をひと月に打たなければいけない時期が数か月続くが、それをまとめて1回で打つことを同時、1種類ずつ別日に分けて打つことを単独というらしいことが判明した。

しかも、マストな予防接種と親の裁量で受けるかを決められる任意接種のものとがあるらしい。

「医者がわざわざ単独を選ぶ理由ってなんかあるんじゃない?」

私と同じく赤子に何の知識も持たない夫に言われ不安になったが、単独を選択すると1種類打つごとに1週間空けなければならない為そんなにチンタラしていたら渡英に間に合わない。なんとかBCG(5ヶ月)に間に合わせるには諮詢の余地なく同時接種で行くしかない。

夜中の授乳中に「同時接種 大丈夫」で検索。
答え「別に大丈夫」。

同時に代替医療やアンチワクチン派、アンチワクチン派に怒る派、任意受けない派、任意受けない派に怒る派、とても2015年とは思えない西洋医学発達中の中世かと見まがう玉石混合の情報がなだれ込んできた。

結局同時接種をやってる一駅隣の小児科で受けることにして、先生に単独、同時の違いが何故あるのか質問してみた。

「まあ、先生によって色々考えがあるからねえ。」

そんな。。。。

小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK‐間違った助言や迷信に悩まされないために

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私は産後購入したこの本を準拠としていた為、情報の洪水に巻き込まれそうになったが何せ時間がないこともあり定期・任意とも同時接種で自信を持ちガンガン進行した。

と揺らぐことのなかった信念が揺らいだというか???となったのが今週である。

母子手帳へのスタンプラリー目的で日系(高額)の病院で予防接種は続けているのだが、今般夫の会社ではインフルエンザは費用負担の対象外なので自費で受けるようにというお達しが夫の会社から季節のお知らせとしてあった。

夫は会社で打つらしいので、私と息子はGP(UKのかかりつけ医制度)で打ってくるようにと言われた。

夫は最近私のミーハーな「誰々が言ってた」「ネットに書いてあった」等のソースの不明瞭さを嫌うこともあり、GPに連絡。

「15ヶ月?NHS(UKの国営医療サービス、無料)のカバー対象外。ヘルシーな大人のあなたも対象外。Bootsでワクチン買って」

Bootsへ行く。

「16歳未満への薬剤師(えっ)のワクチン接種は出来ないんです。Sorry.」

とネットを使わず始めたら完全にインフルエンザジプシーになった。にしてもGPの受付のお姉さんも医療従事者としてBootsで赤子が打てないこと知っていてもいいのに。。。。調べると2歳以下のこどもや健康な大人はNHSでは打てないようだ。

日系で打つと160ポンド(約21,000円。×2回)。高すぎる。とりあえず夫が駅前のプライベート医院で20ポンドで受けられるところを見つけてくれた為予約。

しかしこんなにインフルエンザが簡単に受けられなくていいのか?日本人含め周りのママ友にヒアリング。

水疱瘡はかかった子の家に遊びに行き菌をもらう(スイス)

・イギリスと逆でむしろ8か月以上2歳未満には特にインフルエンザの予防接種が必要(アメリカ)

・友達は製薬会社に勤めているが、意味がないので自分の娘には受けさせていない(ブラジル)

・4種混合を1度に打つのはリスクがあるので、分けて打ってくれるプライベートに600ポンドかけている(イギリス)

各国の情報が集まり、余計に混迷を極めた。笑
どうやらアメリカナイズド先生の言う「海外」とはアメリカのことだった模様。

日本だと世田谷区のインフルエンザ助成は1歳からだったし、日系病院の先生も型が違うと効かない場合もあるけど、もしなってしまっても軽症で済むからと言っていたし、無事予約出来てめでたしめでたし。

と夫が会社から戻り、
「みんなに聞いたけど、こどもにインフルエンザ打たせてる人誰もいなかったよ」

えっ

「イタリア人の同僚が、数年前イタリアでインフル打った人が十何人亡くなって、なぜか追跡調査されてないから絶対やらないって」

えっ?死? えっ?

と頭がスパーク。その前に「誰々から聞いた」のソースの脆弱性説いたの誰だよおい。

と勝手に錯綜したインフルエンザの注射、来週打ちに行ってまいります。
にしても2016年現在こんなに錯綜してていいのか、予防接種!!


秋深まりインフレ気味のリスたち

Eテレ様とプチ洗礼色々

もはや御多分に漏れず、テレビ(というかYouTube)なしには生活出来なくなった我が家。

改めてEテレのすごさね。まだ歌しか興味のない息子そっちのけでたまに親の方が真剣に見てる笑。


この夏休みスペシャルのやつ面白すぎたのに根こそぎ削除されててかなぴい。

息子も朝起きたらブンバ・ボーン体勢で縦ノリしだす仕上がりに。

少し前の私よろしく子育て中でない方は何が何やらとお察ししますが、ブンバ・ボーンとはおかあさんといっしょのシメの体操ソング。

アルパカ パカパカ ちょっとオカピ

さかな さかな からの とかげ!
とかげ からの ブンバ・ボーン!!

これは完全なるコール笑。

お兄さん達のビジュアルが中堅芸人に見えるけど、もはやお兄さんが同世代だからそう見えるのかしら。

高田馬場のロータリーが陽炎の様に軽く走馬灯のようにチラつきつつ今日もダンシングin UK。

さて様々に前評判を耳にしつつ臨戦体勢で生活していた割に、意外とまだいわゆる「海外生活の洗礼」みたいなものは受けていない。

しかし小さなイギリスあるあるにはよく出くわしている。

まず家の様々な不調。
もはや業者への連絡はお手の物になりつつあるが彼らは何故か様子を見にほぼ手ぶらでやってくる。

「確かに壊れている。しかし今日は直せない」

でしょうね。

昨日は18:30から19:30の間に来るとわざわざ電話してきて何故か17時に来た。そして部品がないからまた土曜日に来ると滞在時間3分で帰っていった。二度手間感がすごい。

そしてやたら夫が「ジンボリー(息子の体力発散系習い事)って月いくら?」と毎月聞いてくるなとは思ってはいたのだ。

ある日私の携帯に、「ジンボリーですが不運にもレッスン代が引き落とせていないことが分かりました。メンバーシップを続けられません。」といきなりマネージャーからの留守電が吹き込まれていた。

焦って電話。
「それ今分かった話?」
「Unfortunately...銀行との照合にfor a while時間がかかってしまったみたい。」

いやいやジンボリー始めて7ヶ月経っとるがな。レベル3から4に進級したり一時帰国で止めたりしたがな!!

翌週7ヶ月分一括で払いました。私がもうイギリス住んでなかったらどうしてたんだろ。

郵便や荷物等、物流系は意外と大丈夫。1回日本からの荷物関税取られたけど笑。

昨日は冬に向けHunterのブーツを購入。textで配送時間がその日のうちに来た!スピーディー!

この時間指定ウケる笑。


だいすけお兄さんの顔がデカくて足が短めなとこも味。

アイシングクッキー、初ナニー、赤子とUber

前からずっと行きたかったノッティングヒルのBisucuiteesにてアイシングクッキーレッスンを受けてきた!


地下のカフェでレッスン。隣の人はNYから来たとのこと。修了書貰えます。
物事に集中したのすごい久しぶり。
精神統一が必要、全体のバランスを見て、二度書きはキレイにならない。なんか習字みたい!

飲み物、エプロンつきで2時間(あっという間)ひたすらアイシング。
私は日本人らしくお手本に忠実に作ったけど皆色んなカラーで作ってた。

売りものと同じ箱に入れてお持ち帰り出来ます。
セントラルに出たのは数ヶ月ぶり。都会に眩暈を起こしつつ、レッスン後近くのジュースバーで身軽に一緒に参加した友人と休憩。都会はガイドブックに出てきたロンドンや!って感じで全てがオサレに見える。

あ、リッチモンド貼っておきます笑。


さてその時息子は果たしてナニーさんのお世話になっていた。ありがたいことに友人とシェアさせてもらい初ナニーさん。号泣し、昼寝し、スナックタイムを楽しく過ごした様子が送られてきた。さすがスーパーナニー!

ナニーはイギリス人のプロもいるが、移民やワーホリ等海外からの人々がやはり多い。プレイグループも半分ぐらいはナニーが連れてきている。

そんなセントラル(都会)へはベビーカーの確度があまりに低い今電車1時間は自信がなく、40分のUberをチョイス。夫なしで利用は初めてだったけど快適、安い。

当初見知らぬ人の車に乗る=犯罪に巻き込まれるみたいな感じで超怖くて使えないと思ってたけど、ドライバーは食べログみたいな星がついてて、5段階中4.6とか以下になるとクビ、ナンバーと車種事前通知、走行中にオンタイム居場所のシェア可能(夫に今どこにいるかGPSで教えられる)等となかなかに様々担保されている。

日本では苦戦しているようだが、日本は知らなかったが民間の乗用車をタクシーとして使うことは禁止のようだ。それが白タクと呼ばれていることも知らなかった。無知の知

物価の高いロンドンで、楽々都会に早く安く行けるUber頑張れ!と心の中で応援していたらUberからメールがきた。

新しいロンドン市長が、ブラックキャブ(いわゆるロンドンタクシー)を優遇する措置(ディーゼル車の買換費用の一部負担や乗場の増設)を決める一方、Uberのドライバー達に、英語の筆記試験やリスニングを課す方針であることを発表。

これは我が社に登録しているドライバーを脅かす差別行為だからロンドン市長にメールを送って!というもの。

Emailボタンを押すと市長宛のメール画面が文章入り、末尾に私の署名入りで出てきた。すごい。

Uberのドライバーもまた移民の人々が多い。英語のテスト導入は失職につながりかねないと書いてある。確かに。

しかし市長はロンドン史上初のイスラム教徒で、スローガンは「多文化の共生」なのだ。
今後どうなるのかな。とりあえず都会行けないから今後ともよろしくお願いします。

先般図らずも参加した外国人の為の履歴書ライティングクラスでは、2時間の授業の後、今すぐ仕事につきたいならば日本語教師をオススメされた。
「あなたの承認欲求も満たされると思うわ」

英語でもバレてる!恥

どこまでも行く

子育てphase2、しつけ、海外ママ友出来てきたよ

近況: 息子がフェーズ2に移行した模様です。

ベビーカー座らない、カーシートも座らない。こっち来たばっかりの時も嫌がって泣いたけど今思えば泣いてるだけだったから楽勝だった。(もっとも、十分悩んではいたけど笑)

今は立って普通に身の危険がすごい。細いからベルトをキツくしても引田天功並みのイリュージョンをかまし立ってくる。北風と太陽的な理論で、日本人ママ友に聞いた腰ベルトのみ装着もトライしたが立つ。エルゴの手放せない具合がすごい。
夏休みのポルトガル旅行は家族3人3時間フライトが、7月の母子2人13時間より疲れた。お盆にはうちの両親とコッツウォルズにも1泊旅行をしたのに、今そんなの絶対無理笑。

こっちで首座り後に抱っこ紐してる人は皆無なんだけど、Instagramにて皆にお知恵を乞うたら日本の同じ月齢の母たちは乗らないから抱っこ紐をデイリーユースしているとの安心+驚愕の事態。
来週セントラルに繰り出す予定があるけどUberで行こ。

先日行ったplay cafeで、赤ちゃん達がつなぎスモックを着て手形足形をとり、親が加工するみたいなアクティビティをやっていて、予約出来るか聞いてみた。
息子を見て、「この時間はベビーだけなんです」との回答。15ヶ月、toddlerの仲間入りです。

さて粉ものの摂取が増え、また太ってきた。
プレイグループで知り合ったブラジル人ママの自宅でピラティスを習い始めた( ´ ▽ ` )
母国まで12時間と同じ。彼女はブラジルで自分のスタジオを持っていたらしくそんなプロに対して申し訳ない金額で受けているけど、息子連れで出来る環境はありがたい。
彼女も英語は義務教育と、ピラティスを教えるにあたり専門用語をちょっと勉強しただけと言っていた。すごいなあ。

中国人ママに聞いたところによると、幼稚園ぐらいから英語は皆中国でもやっていて、英語など他国からの外来語はそのままの発音で話すと言っていた。(本当かな?)日本語も少し勉強したことがあるらしく、日本はカタカナがあるからその弊害が大きいじゃないかと言われた。確かに言われてみたらそうかも。

正直日本語が心配だから英語どころの騒ぎじゃない。ナーサリー行かせてるぐらいのママたちが日本語教育について話していて、その時は自分の悩みが授乳とか寝かすとか生命としてのプリミティブな悩み過ぎて遥か次元の違う高度な悩みに思えたけどすぐにやってくるのかな。

最近外食が大変になり、またしつけについてどうすべきか夫と話している。
イギリスの子どもたちは皆公共の場で騒いでいないように見える。
日本人ママたちでお茶していたら子どもたちがうるさすぎて警察呼ばれたとこないだ聞いたばかり(^_^;)
息子はリッチモンドで一番泣いてるし騒いでない?って感じ(^_^;)
しかしこないだポルトガルのホテルでは子は走り回り、親は子にyoutubeを見せる傍らビール飲んでたから少し安心笑。

とか思って帰宅したらうちの母からのbabyちゃれんじが来たら1歳3ヶ月号は「しつけってどう始めるの?」、次号は「外食について」であった。ティピカル!!


家族全員黒い

30代で気付く「何もない」ということ

後ろ暗さが私の真骨頂であったと、内省的なお話。

駐在帯同として、それまでの色々(学歴職歴、対面での人間関係)を置き去り素の自分を世間様に提供していくにあたり、悩みまで行かない瑣末なもやもやで人を羨むことが時としてある。

押し付けがましさなくさらっと友人関係を軽やかに広げられる人、家でのお茶会に素敵な手作り焼き菓子を持参出来る人、横異動で海外経験豊富な人、誇れたり人に教えられるレベルの趣味を持つ人。

まさか30を過ぎてケーキを焼ける人に劣等感を抱くとは思っても見なくて笑えるのだが、人間力の低さを仕事や学歴(と思っていたままを正直に書いてみたがそれも今思えば全く大したことない)という鎧で防御してきた私からしたら丸腰in UKでふと後ろ暗くなる時があるのだ。何もせず8ヶ月が経過してしまった。

小学生の時赤毛のアンにて、アンが細過ぎる腕をカバーしたいが為にパフスリーブを欲しがるくだり、当時既にデカかった私はイチゴ水に憧れつつもかなり驚嘆したのを覚えているが、それと変わらないねと笑っていて良いのだろうか。

大学生の時は何故か自分は個性的な方だと勘違いしていて、性格の悪さを思い出したように悩んでは弥勒菩薩化計画を携え、ひきつるアルカイックスマイルを練習していたが10年前に軽く戻ったデジャヴ感が。
当時母に菩薩になれない愚かさについて相談したところ
「今のアホらしい悩みの8割は子どもを産んだら無くなるし忘れる。自分しかかわいがってないのが問題」と説教に突入したのは記憶に新しいが子どもを産んでも尚…!!と眩暈。笑。

という訳で今更ケーキ焼いても仕方ないので息子がナーサリーに行くまではまず英語をちゃんとやることにした。〇〇Englishが(同窓の皆さま母校をお埋めください)私から消え去り少し悲しい。そして2018年ぐらいにアダルトカレッジに通えたら通う。

とテキストを1mmも開かないまま筆を置くという。駅の伝言板のような、時空を超えてどこかの駐妻の慰みになることを願って。


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